初夏の明るい日差しの中での前撮りが、いま注目されています。この時期は、爽やかな季節感を活かせるロケーション撮影はもちろん、天候に左右されにくいスタジオ撮影にも適しています。今回は、初夏の前撮りを検討している方に向けて、撮影前の準備やおすすめのコーディネートを紹介。さらに撮影後のメンテナンスなど、知っておきたいポイントを紹介します。
初夏のロケーション撮影は午前中または夕方がベスト。日中はかなり気温が高くなりやすいため避けたほうがいいでしょう。午前中は光もやわらかく、写真映えする自然な明るさの中での撮影がおすすめです。梅雨近くになり雨が気になる時期には、天候に左右されにくいスタジオ撮影も選択肢に。ロケーション撮影の場合は、天候の変化に対応できるよう余裕のあるスケジュールを立てましょう。
撮影の前日までに持ち物のチェックをしておきます。着付け用小物や和装小物に不足がないかを確認しておきましょう。仕立て下ろしの振袖を着る場合はしつけ糸を外します。半衿を付けておくことも忘れずに。
初夏の前撮りには、季節感のある爽やかな色の振袖がおすすめです。白や水色など涼しげな色に人気が集まっています。レモンイエローやオレンジなどビタミンカラーのコーディネートも明るく元気な印象に。ビタミンカラーは、帯揚げや髪飾りなど小物でさりげなく取り入れるのもいいでしょう。
ヘアスタイルは、ポニーテールやアップスタイルなどスッキリとした涼やかなアレンジがおすすめです。シルバーの髪飾りや水引などでクールなスタイルも。初夏の花を使った髪飾りで季節感を演出してみましょう。
撮影で着用した後はすぐに陰干しをして、湿気をしっかりとりましょう。陰干しをせずに畳んでしまうと、シミやカビの原因となります。光が当たらない場所で、着物ハンガーにかけて半日程度陰干しします。その際、裾に泥汚れはないか、衿元にファンデーションなどの汚れがついていないかをチェック。化粧品や口紅、オリーブオイルやバターなど油分を含む汚れは、自宅での処理が難しいため、着物専門のクリーニング店に依頼します。汗をかいたときはクリーニング店で汗抜きをお願いすると安心です。着物専門クリーニング店がわからないときは、呉服店に相談すると紹介してもらえます。
初夏の前撮りはロケーション撮影、スタジオ撮影どちらもおすすめです。安定した天候と明るい日差しの中でのロケーション撮影は、自然光に映える最高の一枚に仕上がります。初夏にぴったりの振袖を選んで撮影してみませんか。はやのやでは、白や淡いブルー、ビタミンカラーなど初夏にぴったりの振袖を豊富にご用意しています。「自分らしい一着を選びたい」「コーディネートも相談したい」そんなときは、ぜひはやのやにご相談ください。