成人式の振袖を決める際の選択肢のひとつとして、お母様が着ていたママ振袖を着るという手もあります。お母様が着ていた頃の振袖は質の良いものが多く、小物のアレンジしだいでワンランク上のスタイルに。おしゃれに垢抜けしたママ振袖のコーディネートは、ほかの誰ともかぶりません。今回はママ振袖を今どきアレンジにする方法やコーディネートのコツを紹介します。

「ママ振袖はダサい」を払拭するコーデのコツ

古典的な柄が多いママ振袖は小物を使ってアップデートさせましょう。ママ振袖には今風な小物を合わせるとおしゃれに着こなせます。帯や帯締め、帯揚げを今風にアレンジするのもおすすめです。古典柄にはクラシカルな小物を使ってコーディネートするのもいいでしょう。

現代的な柄のレトロモダンの振袖にはレトロな革のバッグやパールを使った小物、髪飾りなどもよく合います。

ママ振袖の「小物はどうする⁈問題」を解決する

お母様の振袖と一緒に帯や小物を保管している方も多いでしょう。トータルでそろえていた当時のコーディネートも素敵ですが、少し小物をチェンジすると今風な着こなしができます。特に帯は新調するのがおすすめです。

最近の帯はお母様の時代の帯よりも長く織られているため、変わり結びでさまざまなアレンジができます。また、軽くやわらかく織り上げてあり、締めやすく着ている間も苦しくなりません。帯の柄や色のバリエーションも多いため、新しいコーディネートが楽しめます。

帯締めや帯揚げ、重ね衿などの小物も流行りの色合わせで新調すると、今っぽいコーディネートが簡単に完成。着付けに必要な小物なども早めにチェックしておきましょう。

垢抜けアレンジにはレースの小物がマスト

最近のトレンドはレースを使ったコーディネート。昭和レトロとの相性も抜群です。レースの重ね衿や帯揚げ、足袋などアクセント使いでおしゃれなコーディネートができあがります。

バッグや手袋や付け袖、付け衿などはレトロな振袖にもぴったり。フォーマルな席には不向きなアイテムもありますが、レースの小物を使うと一気に垢抜けアレンジできます。

おしゃれに着たいならメンテナンスも大事

ママ振袖を着るにはクリーニングなどのメンテナンスも必要です。長期間、保管してあった振袖にはシミやにおいがついているかもしれません。また、お母様とお嬢様ではサイズが異なる場合もあるでしょう。仕立て直しやサイズ直しには時間がかかります。早めにクリーニングやお直しなど準備しておきましょう。

ママ振袖のコーディネートはプロに聞こう

ママ振袖を着るにはシミやにおいをチェックしクリーニングする、サイズ直しをするなどの準備が必要です。また、不足している小物を早めに確認しておかなければなりません。しかし、何が必要なのか何から始めればいいのかわからないことも多いはず。そんなときは気軽にプロに相談してみましょう。

はやのやでは必要なメンテナンスや振袖のコーディネートなど提案させていただきます。成人式の振袖に迷ったときは、はやのやにご相談くださいね。

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